Q1. 診療内容について | |
Q2. 予約について | |
Q3. 検査について | |
Q4. 治療について | |
Q5. オンライン診療 (遠隔診療) について | |
Q1-① | かぜでもみてもらえますか? |
A1-① |
はい。当院では脳神経内科疾患の専門的診療だけでなく、一般的な内科疾患の診療も行っております。
例えば、発熱・咳・のどの痛み・鼻水・胸痛・動悸・呼吸苦・しゃっくり・嘔吐・腹痛・便秘・下痢・食欲低下・体重減少・倦怠感・足のむくみ・立ちくらみなど、内科全般の症状や生活習慣病についても対応できます。 |
Q1-② | 診察にはどれくらい時間がかかりますか? |
A1-② |
疾患や病状により異なります。とりわけ脳神経内科の初診の場合、問診や検査に時間を要します。時間に十分余裕をもってご来院ください。 |
Q1-③ | 脳神経内科と心療内科は同じ診療科ですか? |
A1-③ |
いいえ、違います。精神科や神経科ともしばしば間違えられます。
循環器内科が『心臓』の内科の病気を、呼吸器内科が『肺』の内科の病気を、消化器内科が『胃・腸・肝臓・胆嚢・膵臓』の内科の病気を担当するのと同じように、脳神経内科は"臓器としての神経(系)"の内科の病気を担当します。"臓器としての神経(系)"とは『脳・脊髄・末梢神経・筋肉』を指します。一方、"心 (あるいは精神) としての神経"の病気を担当するのは心療内科・精神科・神経科になります。
とはいえ、症状のみからでは脳神経内科・心療内科・精神科・神経科のいずれの診療科を受診するべきか分からないことがあります。このような場合にも、まず当院にご相談いただければと思います。 |
Q2-① | 完全予約制ですか? |
A2-① |
いいえ。予約がなくても受付できます。しかし、急患や予約の患者さんが優先になります。時間に十分余裕をもってご来院ください。なお、予約料はかかりません。 |
Q2-② | インターネットでの予約は可能ですか? |
A2-② | いいえ。予約の際には電話 (📞092-407-0315) もしくは受付にて直接対応いたします。 |
Q2-③ | 健診も予約が必要ですか? |
A2-③ | はい。前日までに予約をお願いします。その際に、健診の目的と項目をお伝えください。詳しくは【健康診断】をご覧ください。 |
Q3-① | どんな検査をしますか? |
A3-① |
問診の内容に基づいて、診断と治療に必要な検査を医師が判断し実施します。 |
Q3-② | 神経学的検査とはどんな検査ですか? |
A3-② |
神経系のどこに異常があるのか、どのような問題があるのかを明らかにする検査です。診察にて、意識状態、言語、脳神経、運動系、感覚系、反射、協調運動、髄膜刺激徴候、起立歩行などに関する総合的な所見をまとめます。検査には少し時間を要しますが、神経系疾患の診断と治療に不可欠な検査です。所定の研修を修了した専門医が行います。
なお、保険診療においては厚生労働省の定める診療報酬点数表 (平成30年度改定) に基づき、神経学的検査1回あたり680点を算定しております。 |
Q3-③ | CT検査 (保険診療) はどれくらい費用がかかりますか? |
A3-③ |
CT検査についても診療報酬点数表 (平成30年度改定) に基づき、CT検査1回あたり1,470点を算定しております。したがって、自己負担割合に応じたCT検査1回あたりの窓口会計時お支払い金額は以下の通りになります。 |
・3割: 4,410円 |
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・2割: 2,940円 |
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・1割: 1,470円 |
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上記に加えて、窓口会計時に初診料・再診料・処方せん料・他の検査および院内治療にかかわる費用などをお支払いいただきます。 |
Q4-① | 神経系の病気は治りませんか? |
A4-① |
神経系の病気というと治らないイメージが強いかもしれません。確かに、これほど医学・医療が進歩しても"根治"という点では難しい神経系の病気はいまだ少なくありません。
一方で、パーキンソン病や多発性硬化症といった一部の難病やてんかんにおいては、根治とまではいかなくとも症状を緩和したり、病態を抑えたりする新しい薬剤が近年次々に開発されています。ステロイドや免疫グロブリン製剤の投与あるいは血漿交換が著効する神経系の病気もあります。さらに、神経痛やしびれなどのありふれた症状を日常生活に支障がないレベルにまで和らげる有効な薬剤もたくさんあります。
このように、内科的に治療ができる神経系の病気がどんどん増えてきています。神経系の病気は種類が極めて多く、MRIなどの最新の検査機器でも異常を捉えきれないこともあり、診断には専門的な知識と経験を要します。病態を見極め、適切な治療法を選択するためには、症状を評価してきちんと経過をみていくことが不可欠です。神経内科専門医による正しい診断のもと、最適な治療を受けてください。 |
Q4-② | 頭痛がつらいです。どうすれば治りますか? |
A4-② |
片頭痛以外にも頭痛を生じる疾患は数多くあります。それぞれで治療法も異なります。最適な治療法を選択するためには、まず適切な診断が必要です。
当院では内科医の視点から個々の患者さんの頭痛のタイプを分析し、診断と治療を行っています。必要に応じてCTなどの検査を実施し、診断が適切か、クモ膜下出血や脳腫瘍などの生命にかかわる異常の見落としがないか、治療を安全に進められるかなどを確認しています。
頭痛の多くを占める片頭痛の治療は、"急性期治療"と"予防療法"に分けられます。
片頭痛の急性期治療では、"今まさに起こっている"頭痛と随伴症状 (吐き気など) を速やかに取り除くことが目的です。使用する薬剤には、市販薬にもあるロキソプロフェンやイブプロフェンからとりわけ片頭痛に特異的効果を示すトリプタンが含まれます。使用のタイミングや使い過ぎに注意が必要です。当院では即効性のあるスマトリプタンの皮下注射やステロイドなどの点滴による治療も可能です。
しかし、その場しのぎの急性期治療のみでは片頭痛から十分解放されないばかりか、従来の鎮痛薬が効きづらくなり悪循環に陥る薬物乱用頭痛に発展することがあります。予防療法は"これから起こる"片頭痛発作を予防し、頭痛によって低下した生活の質を取り戻す治療法です。予防療法によって、頭痛の頻度・程度・持続時間の減少が期待できるばかりでなく、一旦効き目がなくなった鎮痛薬が再び効きやすくなります。予防療法で用いる頭痛予防薬の効果を最大限引き出すためには、頭痛のタイプや病状によって使い分けることがポイントとなります。毎日服用することが基本ですが、経過が良ければ数ヶ月間の服用後に減量し、さらに服用を一旦終了できることもあります。 |
Q4-③ | 抗がん剤の処方はできますか? |
A4-③ |
いいえ。当院ではがんの診断を行うことはありますが、抗がん剤の注射や処方は行っていません。 |
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