私が高校を卒業した年、私の父は全身の筋力が衰えていく重い神経難病を患い、以降、家族とともにその難病と付き合っていくことになりました。このことが医師を志した私の原点になります。
心身ともに健康であることは人生を豊かなものにするための基盤になります。しかしながら、からだに不具合を生じ、辛い思いをしたり途方に暮れたりすることがあります。かかりつけ医が果たすべき役割のひとつは、患者さんや家族の辛い思いを親身に受け止め、住み慣れた地域で最適な医療や介護を受けられるように道筋をつけていくことにあると考えます。
医学研究に携わってきた経験を通して、医学・医療の目覚ましい進歩を体感してまいりました。"グローバルな視点で物事を考え、地域で実践する”を心構えとして、最新かつ良質な研究成果を地域医療に生かす橋渡しのような役割も担っていきたいと思います。
皆さまのかかりつけの内科医として、健康にかかわる問題に幅広く対応できるよう取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
藤崎メディカルクリニック
院長 佐藤眞也
1980年 | 鹿児島市生まれ |
1999年 | 鹿児島県立鶴丸高等学校 卒業 |
2000年 |
鹿児島大学医学部医学科 入学 |
2006年 | 同上 卒業 ならびに 第100回医師国家試験 合格 |
財団法人 倉敷中央病院 | |
臨床研修 (内科系コース 2年間) 修了 | |
神経内科 | |
2011年 | 九州大学大学院医学研究院神経内科学 入局 |
九州大学大学院医学系学府医学専攻博士課程 入学 | |
多発性硬化症・視神経脊髄炎の免疫遺伝学的研究などに従事 (研究業績リンクPubMed) | |
九州大学病院 神経内科外来担当 | |
2015年 | 公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 |
神経内科 | |
2016年 | 藤崎メディカルクリニック 開院 (6月1日) |